手技から見たディープヒーリング 4

「第3のリズム」により さらに深いヒーリングを


人間の身体には、呼吸、心臓の鼓動といった重要なリズムがあります。これらのリズムは誰でも自分自身で感じることができます。このふたつの大きなリズムとは別に、もうひとつ非常に繊細でゆるやかな大きなリズムがあります。1分間に6回から12回という非常にゆっくりとしたリズムで全身が動いています。この動きはとても繊細なため自分の体に敏感な人でも自分で感じることは非常に難しいものです。
このリズムは深い瞑想状態に入っているときに感じることが出来ます。古くからインドなどの瞑想家の間では「第3のリズム」と呼ばれ、存在の深い層につながっているリズムであり、深いヒーリングを起こすものであることが知られていました。

呼吸や心臓のリズムは感情や肉体の動きによって変化していきますが、第3のリズムはその人のマインドや感情にの動きにまったく関わりなく、どのような状況でも常に一定しています。また心臓停止、脳死の後もしばらくの間はこのリズムは動き続けてます。

このリズムは頭蓋骨と脊椎を中心に動いており、クンダリーニやチャクラといったエナジーにも深く関わっている動きです。OSHOはこのことに関して次のようにいっています。
「あなたの背骨の内側のスペースで肉体と神秘が出会う」

40年ほど前に、この第3のリズムが医学の世界で再発見され、このシステムに注目したヒーリングメソッドが誕生しました。
1970年代にアメリカの外科医アプレジャー博士が手術中にこの動きを偶然発見し、それまで西洋医学では知られていなかったこのリズムに興味を持ちその研究に取りかかりました。そしてオステオパシーの手技、頭蓋オステオパシーの概念を発展させるかたちでクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)という治療体系を作り上げました。
このセラピーは体だけでなく精神的な問題に対しても非常に効果が高いものです。またそれだけでなくスティルポイントという手技は深いヒーリングを起こすだけでなく、クライアントを非常にリラックスした一種の瞑想状態に導くことができます。


クラニオセイクラルセラピーのこの点に注目して、治療としてではなくより瞑想性を高めより深いヒーリング、スピリチュアルヒーリングといえるような層にまで働きかけるメソッドとして進化したのがクラニオセイクラルバランシングです。



クラニオセイクラルとディープティシューの手技の融合



ディープヒーリングではこういったクラニオセイクラルの手技のうちもっともヒーリング効果の高い第3のリズム(クラニオセイクラルパルス)へのチューニング、後頭骨、仙骨など体の様々な場所からのスティルポイント、頭蓋骨のリリース、硬膜のストレッチなどのを取り入れています。このクラニオセイクラルの手技とディープティシューボディワークの手技を独自の方法で、一つのセッションの中で融合させることによって、それぞれの効果的なテクニックがさらに大きな効果をもたらしてくれるようになります。

クライアントの気づきがより高まる。
この第3のリズムにチューニングすると、それだけで大きなヒーリングが起きますが、その意識のもとでストロークなどのディープティシューの手技をおこなうと、数倍の効果は発揮します。
それは第3のリズムにチューニングすることでプラクティショナーだけでなくクライアントも深い瞑想状態にはいることができ、その瞑想状態による「気付き」により深く大きなヒーリング効果をもたらすことができるようになります。

クライアントの受容性が高まり、ストロークなどがさらに深く入るようになり、いっそう効果の大きいリリースができるようになります。
クライアントの自然治癒力が飛躍的に促進されることにより、リリース後のエナジー的な「消化」が早まり、好転反応といわれるヒーリングのプロセスが軽くなります。


(つづく)

資料 OSHO CRANIOSACRAL BALANCING




クラニオセイクラルバランシングは微妙で、優しく、かつ効果のあるボディワークのアプローチです。それは呼吸と心臓のリズムのようにトレーニングによって体中で感じることが出来るようになる、自然でゆっくりした波のような動きをするクラニオセイクラムリズムを取り扱います。

再発を繰り返す頭痛、背中の痛み、顎の問題、抑うつ、自閉症など多くの問題は最近発見されたこの生理システムの問題に関係しています。


クラニオセイクラムリズム

クラニオセイクラムリズムは脳と神経系統を浸し滋養を与える脳脊髄液のリズミカルな呼吸と生成によって引き起こされます。この脳脊髄液は頭蓋骨の内側に付着し、脊椎の中を下り、再び仙骨に付着している硬膜によって包まれています。それゆえにこのリズミカルな膨張、収縮の繰り返しによって頭蓋骨も微かに動いています。神経と血管は図が得こつの隙間を通って頭を出入りしています。頭蓋仙骨系の動きがスムーズであればそれらがより効果的に機能するようになります。

体のメッセージ

クラニオセイクラルのプラクティショナーはクラニオセイクラルリズムの波のような動きと体からのメッセージを聴き取るために繊細でなければなりません。プラクティショナーは骨、膜、組織の緊張を正確に和らげ、動きの自由を取り戻して自己治癒力を促進させます。

調和とバランス

体の中でブロックされていた古い傷やエモショナルトラウマはクラニオセイクラルバランシングの微妙なテクニックを通して解放することができ、慢性的な問題の隠されている原因も溶解します。深いリラクゼーション、統合、理解そして瞑想が促されます。

サイレンスと瞑想

クラニオセイクラルバランシングはクラニオセイクラルセラピーの創始者であるジョン・アプレジャー博士の先駆的科学的発見と光明を得た神秘家OSHOによって開発された瞑想的な気づき、成長と変容の次元との出会いによって発展してきました。

CRANIOSACRAL BALANCING

クラニオセイクラルバランシングは大変微妙でかつ効果的なボディワークのアプローチで、科学的テクニックとプラクティショナーの感受性と直感とを効果的に組み合わせたものです。それは頭蓋仙骨系の動きの解放をはかるもので、その効果は体全体に及び、自己治癒能力が促進されます。

頭蓋骨は脳と中枢神経系を含む切れ目のない膜状の組織によって脊髄および仙骨と繋がっています。脳脊髄液はこれらの膜を通して頭蓋から仙骨まで供給されます。これをクラニオセイクラムシステム(頭蓋仙骨系)呼ばれます。

脳脊髄液のリズミカルな動きはゆっくりとした繊細なパルスを作ります。このパルスは体中で感じることが出来、セッションの中では科学的な診断材料として、またセラピーのテクニックとして使われます。頭蓋骨、膜、結合組織を非常に優しく動かし自由にすることで緊張とアンバランスを解放します。

深いリラクゼーションが起き、痛みのパターンが解消され、古い傷は癒され、抑圧は解放され減少します。感情も変化し、気分が軽くなり、自己治癒力が高まります。セッションはあなたがあなたの内側とコネクトするのをサポートします。そのような状態においてこそ、体は自ずから癒され気づきが深まり観照と瞑想が起きるのです。ボディワークセラピーと瞑想が統合され、体と精神と魂(body-mind-spirit)が有機的統合体として取り扱われます。

What Cranioseicral Balancing is good for

頭痛 偏頭痛 背中の痛み 側わん症 脳震盪 学習障害 バーストラウマ エモーショナルトラウマ 抑うつ 目の問題 顎の機能障害 ストレス そのほか中枢神経に関する機能障害

クラニオセイクラルシステムの発見

クラニオセイクラルシステムは人間と同様に動物にも存在する生理学的なシステムです。その形成は子宮の中から始まり、その機能は死ぬまで続きます。それは頭蓋骨、顔、口を形成するクラニアム(頭蓋)から脊髄を通って背骨の下のセイクラム(仙骨)に至るものであるためにクラニオセイクラルと呼ばれています。

クラニオセイクラルシステムは液体が膜によって閉じこめられた、繋がった水力学のシステムです。このシステムは脳と脊髄を覆っている頑丈で防水性のある硬膜と呼ばれる膜に包まれています。

このシステムの重要な機能は脳脊髄液の生成、循環、吸収です。この脳脊髄液はクラニオセイクラルシステムの中で生成され脳と神経組織が発達、生存、昨日するための生理学的環境の提供と滋養のために供給されます。

クラニオセイクラルシステムの中にトラウマ(外傷)があると、システム全体に悪影響を及ぼし、その結果、感覚、運動、および知的障害が起こります。クラニオセイクラルシステムのリズムは呼吸や心臓のリズムのように明白に感じることができます。他のリズムとの違いは機能や機能障害の評価と同じように治療にも使えることです。

ドクター・サザーランドのクラニオ・オステオパシー

1900年代初頭、ウイリアム・サザーランドという名のオステオパシーの医者は頭蓋骨は癒合しておらずそれぞれの骨は関係しながら動くためにデザインされているアイデアに固執しました。

彼は彼自身の頭の異なった部分に様々な圧力を自由にかけることができるヘルメットのような装置を使って実験をしました。彼の妻は彼の性格が意味深長で怒りやすい性格に変わったりしたと述べています。彼はまた圧力をかける場所を変えることによって頭痛や体の協同作業のアンバランスを経験しました。

ドクター・サザーランドはクラニオオステオパシーとして知られるようになった頭の骨々の検査と治療の体系化に取り組み発展させました。当時それがどのように作用するかはあまり知られておらず、クライアントにもたらされた効果は奇跡といえるものだったのでサザーランドのモデルはエソテリックな評判を獲得しました。1930年初頭、彼は慎重にもボーンヘッド・ビルというペンネームで彼のワークについての最初の記事を出版しました。

ドクター・アプレジャーの発見

1970年頃、ドクター ジョン・アプレジャーは神経外科医の助手として手術を手伝い、クラニオセイクラルシステムに対する最初の一瞥を得ました。手術は患者の頸椎部の硬膜の内側に付いているカルシウム斑を取り除くことでした。彼の仕事は神経外科医が斑を取り除く間、硬膜をピンセットで挟んで動かないように押さえておくことでした。しかし、それはじっとはしていませんでした。

その動きは1分間に10サイクルぐらいの定期的なものでした。このリズムは患者の呼吸との、心臓の鼓動とも違っていました。どの医学書もまた同僚も彼が見たことの説明ができないうちに2年が過ぎました。それからドクター・アプレジャーは診断と治療のためのドクター・サザーランドのテクニックを教えるセミナーに通いはじめました。彼の科学的背景と触覚の敏感さはどのように水力学のシステムが脊柱の中の管と頭蓋骨の内側に袋状に閉じこめられている膜の内側で働いているのかということの理解を助けました。

オステオパシー医としてのドクター・アプレジャーの評判は彼の成功とともに増していきました。1975年に彼は生体力学の教授という肩書きで臨床の調査研究スタッフとして、ミシガン州立大学の教団から誘いを受けました。この調査研究部での挑戦は科学的にこの第3の生理学的リズムが体に存在すること確認することが含まれていました。ドクター・アプレジャーの監督の下、複数の研究チームが頭蓋骨の縫合は固いものでも骨化した構造でもなく、血管と神経組織と伸展度を受け入れる感覚器官とコラーゲン繊維とで生き生きしているという結論に達しました。

彼らはまた別の研究で頭蓋骨の動きの頻度と振幅の正確な測定を行いました。また科学的で臨床的な視点からクラニオセイクラルシステムの機能を説明し、それが脳、脊髄、そのほかそれまでにほんのわずかしか解明されいない様々な機能不全に対して診断と治療をどのように役立てられるかを証明しました。

(クラニオセイクラルバランシングより)





クラニアル(Cranium)とは頭蓋,セイクラル(Sacrum)とは仙骨のことです。頭蓋内から脊髄を通って仙骨に至るまで膜に包まれたおたまじゃくしのようなかたちをした一つの袋状のシステムがあります。これはクラニオセイクラルシステム(頭蓋仙骨系)と呼ばれています。このクラニオセイクラルシステムは母胎の内で生命が誕生していく過程の初期の頃から形成しはじめます。身体のもっとも中心に位置し生命維持装置とも言われるこのシステムでは脳と脊髄(中枢神経)が外部からの衝撃や病原菌から守られるように三層の膜に包まれており、そこには常に新しい脳脊髄液が生成されシステム内を循環し滋養を与え、そして老廃物を運び去るようにシステム外へ吸収されていきます。この脳脊髄液の流れにより頭蓋・仙骨系だけでなくからだ全体が海のうねりようなゆったりとしリズムで動いています。この繊細でゆったりとしたリズムに意識的にチューニングすることで、クライアントとプラクティショナー(施術者)は深い瞑想的なリラクゼーションのなかへと入っていきます。

スティルポイント

 スティルポイントはこのセラピーの中心的手技です。パルスをいったん静止させることによって、脳脊髄システム全体がリフレッシュされ、自律神経をはしめ体と精神の中心的機能が大きく活性化されます。その手技はとても繊細でやさしいため、受けている人は何をされているのか気がつかないほどですが、その効果は非常に大きなものです。
これは精神ともに非常にリラックスした状態をつくりだします。この状態においては身体は自己治癒力を高め、自己の意識を通して深い瞑想が起こります。


アンワイディング

クラニオセイクラルリズムを感じながら、身体の自然な動きをサポートするテクニックがあります。これはアンワインディングと呼ばれ、ほつれた糸をほどいていくという意味です。そのようにして身体の動きについていくと、ところどころ体がカチッと音をたてるように、その動きが止まるところがあります。それはとても意味深いストップで、そのとき身体または思考に何かが起こっているという知らせでもあります。



人間の身体は外側から強い力を感じると、たとえその目的が身体を癒すことでも、自然にその力に抵抗します。クラニオセイクラムバランシングは、とても静かでやさしいタッチでセッションが始まり、あなたの身体とチューニングするところから出発します。そして身体の受容性を尊重し、その時のあなたの状態によってセッションの内容もさまざまに異なるため、毎瞬毎瞬が新しい発見の連続となるでしょう。
クラニオセイクラムバランシングは、ただ身体とその病歴に焦点をあてるだけではなく、存在全体(ボディ、マインド、ソウル)をも含んでいます。クラニオセイクラルバランシングの手法はリラクゼーションとセルフヒーリングが起こることを許し、スペースとサポートを与えることにより、肉体的な痛みと同時に、感情的・心理的な痛みにまで働きかけます。

(ホームページより)


 

資料 クラニオセイクラルセラピー

クラニオセイクラルセラピーの手技








1971年アプレジャー博士は頸椎の外科手術中に硬膜がリズミカルに動くことから第3のリズムに気づき、これが1900年代初頭のサザーランド博士の「頭蓋オステオパシー」の概念に一致することを知った。1975年には開業医をやめて頭蓋仙骨系の研究をはじめ、オステオパシーで使われていた手技などや独自に開発した手技などをまとめてクラニセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)を体系づけました。

「私が頭蓋仙骨概念について関心を持ったのは偶然の成り行きであった。私は1971年の外科手術中に初めて興味を持った。私は中部頸椎部にある硬膜管の後面から硬膜外あるカルシウム沈着を取り除く神経外科手術を手伝っていた。私の役割は神経外科医がカルシウム斑を除去する間、下にある硬膜を傷つけないように2組の鉗子で硬膜を静止させ押さえておくことだった。しかし、膜はじっとしていなかった。私はこのように簡単な仕事が出来ないことに困惑していた。

硬膜の運動が1分間に8サイクルのリズミカルな動きであることが分かった。このリズムカルな動きは患者の呼吸や心臓のリズムとは異なるものであった。それは別の生理学的なリズムであった。それは硬膜内に溜まっている液体の干満のように思えた。

その神経外科医も麻酔専門医も私も誰もこのような現象をみたことがなかった。私は非常に興味をそそられた。従来の医学または生理学の文献にはそれに関する情報は載っていなかった」(ジョン・アプレジャー著「クラニオセイクラルセラピー」より)


クラニオセイクラルセラピーの創始者アプレジャー博士





クラニセイクラルセラピーが効果を上げる症状


アプレジャー博士らの研究によりクラニオセイクラルセラピーのテクニックにより次のような効果があることが科学的に実証されています。

●足のスティルポイント
  仙腸関節の痛み
●後頭骨からのスティルポイント
  慢性的交感神経過緊張の減少
  自律神経の機能上の改善
  急性、慢性筋骨格病変(変形性関節炎、脳と肺のうっ血、分娩の調節に有効で、付随             する浮腫を減少させる)
●呼吸の横隔膜の解放
  活力低下、病気の再発、疲労感、移動性の痛み、体液の循環とガス交換の低下による代謝産物の蓄積、抑うつ症、全身の倦怠感

■急性の全身性の感染状態
■局所的感染、膿腫
■急性の捻挫と挫傷
■慢性的疼痛問題
■内臓の機能障害  消化性潰瘍、胆管運動障害、腸の炎症から潰瘍まで、発作性の心房頻脈、喘息、その他多くの愁訴
■自律神経系の機能障害
■リューマチ性関節炎
■情緒障害  うつ病、不安
■側彎症
■視覚障害
■聴覚問題  耳鳴、再発性の中耳問題
■脳貧血  失神、知覚異常、記憶喪失



●クラニオセイクラムシステムに現れる状態
自発的頭痛→頭蓋または頸椎部の過緊張
頸静脈孔の第9,10,11脳神経の障害→心臓のリズム、消化、腸の機能、嚥下等に関係する
屈曲外旋→骨盤と腰仙部の不安定性、いらいらするような頭痛、内分泌機能障害、再発する静脈洞炎、鼻のアレルギー
伸展病変→ひどくてたえられないほどの頭痛
側屈と捻転→再発性の神経骨格系の疼痛、頭痛、内分泌障害、視覚運動障害、静脈洞炎、鼻および上気道アレルギー、顎関節問題、不正咬合
側方歪み→目の運動機能障害(斜視)、ひどい頭痛、性格障害、学習障害、痙性の脳性麻痺
垂直歪み→目の運動機能障害、ひどい頭痛、性格障害(激しい癇癪、非社交的行動)
頭蓋底圧縮→気分の落ち込み(抑うつ状態)、脳性麻痺、自閉症、てんかん発作、学習不能
腸骨間の仙骨嵌入と尾骨の前方屈曲→自律神経機能障害、頭痛、骨盤痛、内臓痛
後頭顆の圧縮→小児の運動過多行動、成人のひどい頭痛、新生児と幼児における呼吸困難
側頭骨の機能障害→聴覚、平衡、疼痛、迷走神経緊張亢進、斜視、失語症、慢性的および再発性の腕や肩の疼痛、自閉症
鱗状縫合の圧縮→頭痛、脳の機能障害
上顎骨の機能障害→痛み、神経痛、副鼻腔炎、鼻炎、歯痛等
胸鎖乳突筋の過緊張→胃腸障害または視覚障害を伴う頭痛、吐き気、性格の変化、学習不能の小児の読書障害
顎二腹筋の過緊張→不安とヒステリー、心配性
側頭筋の過緊張→慢性的で再発性の首、肩、腕の疼痛
多裂筋の過緊張→腰痛、上部頸椎と頭の痛み、うつ病のような精神的変化

(注意:日本では法律により病気の治療を目的に施術することは禁止されています)

資料  クラニオセイクラルバランシング

クラニオセイクラル・バランシング



クラニアル(Cranium)とは頭蓋,セイクラル(Sacrum)とは仙骨のことです。頭蓋内から脊髄を通って仙骨に至るまで膜に包まれたおたまじゃくしのようなかたちをした一つの袋状のシステムがあります。これはクラニオセイクラルシステム(頭蓋仙骨系)と呼ばれています。このクラニオセイクラルシステムは母胎の内で生命が誕生していく過程の初期の頃から形成しはじめます。身体のもっとも中心に位置し生命維持装置とも言われるこのシステムでは脳と脊髄(中枢神経)が外部からの衝撃や病原菌から守られるように三層の膜に包まれており、そこには常に新しい脳脊髄液が生成されシステム内を循環し滋養を与え、そして老廃物を運び去るようにシステム外へ吸収されていきます。この脳脊髄液の流れにより頭蓋・仙骨系だけでなくからだ全体が海のうねりようなゆったりとしリズムで動いています。この繊細でゆったりとしたリズムに意識的にチューニングすることで、クライアントとプラクティショナー(施術者)は深い瞑想的なリラクゼーションのなかへと入っていきます。

スティルポイント

 スティルポイントはこのセラピーの中心的手技です。パルスをいったん静止させることによって、脳脊髄システム全体がリフレッシュされ、自律神経をはしめ体と精神の中心的機能が大きく活性化されます。その手技はとても繊細でやさしいため、受けている人は何をされているのか気がつかないほどですが、その効果は非常に大きなものです。
これは精神ともに非常にリラックスした状態をつくりだします。この状態においては身体は自己治癒力を高め、自己の意識を通して深い瞑想が起こります。


アンワイディング

クラニオセイクラルリズムを感じながら、身体の自然な動きをサポートするテクニックがあります。これはアンワインディングと呼ばれ、ほつれた糸をほどいていくという意味です。そのようにして身体の動きについていくと、ところどころ体がカチッと音をたてるように、その動きが止まるところがあります。それはとても意味深いストップで、そのとき身体または思考に何かが起こっているという知らせでもあります。



人間の身体は外側から強い力を感じると、たとえその目的が身体を癒すことでも、自然にその力に抵抗します。クラニオセイクラムバランシングは、とても静かでやさしいタッチでセッションが始まり、あなたの身体とチューニングするところから出発します。そして身体の受容性を尊重し、その時のあなたの状態によってセッションの内容もさまざまに異なるため、毎瞬毎瞬が新しい発見の連続となるでしょう。
クラニオセイクラムバランシングは、ただ身体とその病歴に焦点をあてるだけではなく、存在全体(ボディ、マインド、ソウル)をも含んでいます。クラニオセイクラルバランシングの手法はリラクゼーションとセルフヒーリングが起こることを許し、スペースとサポートを与えることにより、肉体的な痛みと同時に、感情的・心理的な痛みにまで働きかけます。

(ホームページより)

資料 頭蓋オステオパシー

頭蓋骨の動きと形状の意味

頭蓋骨が動くということをご存知ですか? 頭蓋骨は1つのヘルメットのような骨ではなく、23個もの骨がバランスよく縫い合わせされています。
“大自然のデザイン(山・川・海)には全て意味がある”という言葉がありますが、頭蓋骨のデザインにも、それぞれの環境にあった形をして、呼吸をしているかのように固有の動きがあるのです。これを生命の第1次呼吸といいます。

歴史
1900年代初頭、オステオパシー(整骨療法)創始者AT.スティルの愛弟子Dr.サザーランドが初め『側頭骨が魚のえらのような形をしていて、頭蓋骨は動きながら呼吸をしている。』ことを発見しました。その後何十年という研究を続けました。頭蓋骨の動きを調整することで、脳と脊髄を包む膜(軟膜・くも膜・硬膜)の中を流れている脳脊髄液の循環を良くして、生命力(又は生命の息吹:ブレス.オブ.ライフともいいます)を発動させる治療法を創りました。

脳と脊髄のつながり
脳と脊髄を包む膜(硬膜)によって、脳は頭蓋骨に付着し、脊髄の下端は仙骨尾骨複合体に付着します。  
頭蓋骨と仙骨が呼吸しながらバランスよく動くことで、脳脊髄液の循環を促進します。
脳脊髄液の役割  
脳脊髄液は、1日に450ml生産されますが、一日に3回ほど入れ替わっています。以下のような働きをしています。
1. 神経系を循環し栄養・新陳代謝を繰り返しています。
2. 老廃物を心臓に送り返し脳圧をコントロールします。
3. 脳と脊髄を衝撃から守ります。
4. 成長に関与します。

脳と脊髄は、この脳脊髄液の海に浮かんでいて、浅い潮流(タイド)や深い潮流で循環して、潮の満ち干きを繰り返し、生命力を流し続けています。 脳と脊髄の形は、精子のような形をしていますが、受精し、赤ちゃんとなり、どんどん成長していきます。まさに驚くべき神秘的な生命の知恵といえるでしょう。健康な心身は、この脳脊髄液がスムーズに流れています。 脳脊髄液は、川の流れがとどまることなく脈々と海へ流れるように循環していますが、時に岩のようなエネルギーの塊ができてしまいます。すると脳脊髄液の流れが積止めされて潮流のリズムが狂いだして生命力が枯渇してしまいます。 ケガを負ったり、手術などで本来は連続している組織(皮膚や筋肉、内臓)にメスをいれて断続的な縫い合わせをしたり、心のショックで細胞にその記憶が刻まれたりすると、エネルギーの塊ができて、不快な症状や心のバランスも崩しやすくなります。
(ホームページより)

資料 オステオパシー




オステオパシー(Osteopathy)とは1874年にアメリカミズーリ州の医師アンドリュー・テーラー・スティル(Andrew Taylor Still)によって創始された。日本ではカイロプラクティック、スポンディロセラピーと共にアメリカ三大整体術と呼ばれている。(ただし、スポンディ ロセラピーはすでに失われた手法であり、詳細は明らかではない。)

オステオパシーはギリシア語のOsteon(骨)とPathos(病理、治療)の2つを語源とし、日本では整骨療法と呼ばれていたこともあるが、骨のみを調整する手技とは異なり、骨格などの運動器系、動脈・静脈やリンパなどの循環器系、脳脊髄液の循環を含む脳神経系など、解剖学的あるいは生理学的な広範囲の医学知識の元に、手を使って治療を加える。現在ではオステオパシーとそのままで呼ぶ。しかし、単なる療法ではなく、オステオパシーとは、そのままでひとつの哲学であり、1. 身体全体をひとつのユニットとして考える、2. 身体の機能と構造は一体のものであると考える、3. 自然治癒力を鼓舞することを主眼とするなど、独特の医学体系を持つ。

オステオパシーとは、療法を指す用語ではない。たとえば、東洋医学の中に鍼療法があるように、オステオパシー医学という医療哲学のひとつの体系のことで
ある。従って、その意味では、オステオパシー「療法」というのは正しくない。



歴史

スティルは南北戦争の従軍医師であったが、二人の息子と養子を次々と髄膜炎によって亡くし、自分の無力さに嘆き、それから研究を重ね10年後の1874 年にオステオパシーを創始した。

元々、スティルは人体の自然治癒力を阻害している原因は骨にあるとしていたが、後に筋肉やリンパ、内臓、神経、血管等の異常を治せば自然治癒力が高まると提唱した。

当初は西洋医学からは受け入れられなかったが、多くの人に支持され、1892年にアメリカン・スクール・オブ・オステオパシーがミズーリ州に設立さ れ、1910年に医学認可を受ける。

日本にオステオパシーが入ってきた時期は特定できないが、明治から大正にかけて伝わったとされている。日本ではオステオパシーそのものの形ではなく種々
あって一つの理論がないといえる整体の一分野に形を変えて行われてきたが、戦後オステオパシー医が来日するようになり、オステオパシーが独自の手技療法として広まるようになった。


基礎理論

オステオパシーでは、次のような基本的理論のもとに治療を行う。

* 身体はひとつのユニットであり、身体の諸器官や組織は互いに関連して機能している。
* 身体の機能と構造は相互に関係する。
* 身体は自己治癒力を備えている。
* 自己治癒力を上回る何らかの外力または内的変化が生じた時に病気が発生する。
* そのような機能障害(オステオパシーでは体性機能障害という)を、筋、関節、神経、血液(動脈・静脈)、リンパ、脳脊髄液、諸内臓などを総合的に観察した上で見つけ、矯正することにより、健康に導く。


従って、本来は整骨という意味であるが、現在では骨や関節のみならず、身体全体の器官や組織全てを治療対象としているため、オステオパシーを整骨療法、整骨医学と翻訳するのは適切とは言えない。アメリカオステオパシー学会でも、整骨医学ではなく、オステオパシーという名称として認定している。


また、治療法は、大きくわけて次の2つに分類される。

直接法
ある部位の機能障害を起こした時、その動きには一定の制限(バリア)が生じる。すなわち生理学的な限界点が異常に変化し、センターポイント(中
心点)から近い状態になる。直接法はそのような病的限界の先に力学的動作を加えることにより、生理学的限界を正常に近づけようとするものである。

間接法
直接法とは逆に、より生理学的限界のセンターポイントより遠い方、すなわち、その部位が動きやすい方向に力を加え、誇張する。生理学的な限界が
遠い方向は、オステオパシーでは機能障害という。例えば、骨が右に異常弯曲している状態では、骨は右に動きやすいが、左には動きにくい。動きやすい方は
病的な方向であるので、右側機能障害という。間接法はその機能障害の方向にあえて動作を加えることにより、脳に異常な様態を認識させ、正常に戻す治癒力を発揮させて治そうとするものである。



主要な手法


直接法
制限に対して直接外力を加えることにより、可動性を正常に回復する方法である。そのように制限に対して直接アプローチすることから直接法と呼ば
れる。てこの原理を応用して行う方法(力点と作用点間の長さにより短てこ法と長てこ法に分類)、瞬間に圧力を入れて行う高速低振幅法(スラスト法)、日
本では古賀正秀が始めたので古賀技法とも呼ばれている、メンネルM.Dが始めた短い振幅を連続的に与える方法などがある。短時間で効果を現すが、解剖学
的な要素や生理学的限界を感知せずに行うと、過誤を起こしやすい。

間接法
制限のない方法、すなわちオステオパシーで言う機能障害の方向に動かしていく。この手法では、機能障害を誇張させることによって脳神経にその状
態を把握させ正常な状態に戻す信号を出すようにさせる。緩やかな手技が多く人体に過剰な刺激を与えないが、正確な手技を行わないと効果を得にくい。
ストレイン&カウンターストレイン
緊張した筋と拮抗的な位置にある筋との間にアンバランスが生じると、痛みが生じる。ストレイン&カウンターストレインは、緊張した筋肉を見つけ
るために圧痛点Tender Point(発痛点Trigger Pointではない)を探し、その点をモニターしながら緊張部位を最大限にゆるめた位
置で90秒程度維持し、緊張した筋肉と拮抗的な筋肉のバランスを取ることにより、痛みから解放させるもの。アメリカのジョーンズD.Oが開発した手法で
大変普及している手法ではあるが、Tender Pointを捜すために優れた触診力が必要であり、また、最も筋が緊張をゆるめる位置を捜す触診力と解
剖学的知識が必要である。この手法は名称がアメリカ・日本などで商標登録されているため、理学療法ではポジショナルリリースセラピーという名称で行われ
ることがある。

筋・筋膜リリース
筋膜の緊張に対して、引き延ばすように直接法を行ったり、あるいは収縮させるように間接法的に行ったりしてバランスを整える手法であり、本来はマッサージの技法のひとつ。

筋エネルギー法
患者の力を利用しその力に抵抗しながら筋肉を収縮させ、筋や関節の動きを改善する方法。患者の体力にあわせて行えるため危険性の少ない手法である。

スティルテクニック
ヴァン・バスカーフD.Oが、種々の資料を基にオステオパシー創始者であるスティル博士のテクニックを再現したテクニック。関節の解剖学的構造 を考え、直接法と間接法の両方を特徴を持つ技法である。

頭蓋オステオパシー
硬膜に緊張があったり頭蓋骨に動きの制限があると脳脊髄液の流れに不調が現れ、その結果全身の神経機能に影響を及ぼし、身体機能が不調に陥る。
また硬膜は大孔、第2頚椎、第2仙椎と連続性が見られ、頭蓋の動きの不調すなわち硬膜の緊張は、脊柱全体に影響を及ぼす。頭蓋オステオパシーでは、頭蓋・硬膜の変調を触診で見いだし調整することにより全身状態を改善させる。技術のない人が行うと効果がないばかりか、めまいや吐き気、頭痛、倦怠感、集中力欠如、うつ、様々な痛みなどをおこす可能性もある。

靱帯性関節ストレイン法
頭蓋オステオパシーを開発したサザーランド博士、創始者のスティル博士に緒を発するといわれている。呼吸を応用する手法や間接法を主に直接法も含まれている。

内臓マニピュレーション
フランスのジャン ピエール バラルD.O.、MRO(F)が始めた手法。内臓には呼吸に伴う動きと自発的な動きがあるが、それらを調整するこ とにより内臓を円滑な機能にさせる。

誇張法
斉藤巳乗MRO(J)が創始した手法できわめて弱い力で機能障害を誇張し改善させる。時には、特に四肢においては直接法的にも行う。

クラシカルオステオパシー
アメリカにおいては、オステオパシーの歴史の中でさまざまな手法が開発されていったのに対し、イギリスでは、スティルに学んだリトルジョンが持
ち帰った古典的な手法をほぼ今に伝えている。スティルが徹底して解剖学を重視したのに対し、リトルジョンは生理学的な考えのもとでの治療も必要であるこ
とを主張した。このイギリスで行われるオステオパシーの手法を、古典的手法を現代に伝えたものとして、一般的にクラシカルオステオパシーと呼ぶ。


(Wikipediaより)

手技から見たディープヒーリング 3

ダイヤモンドボディワークなどファシアのリリースを主な目的としたディープティシューボディワークは他のヒーリングワークに比べ次のような特徴があります。

・ヒーリング効果が深い

ダイヤモンドボディワークのファシアに働きかけるる方法は他のワークと違ってマインドや感情のレベルまで効果が多くあります。
筋肉や皮膚に働きかける一般的なマッサージに比べ、ファシア(筋膜)に働きかけること肉体だけでなく感情やマインドのレベルまで効果が及びます。というのもファシアのブロックこそがマインドだからです。最近の西洋医学でも次第に実証されてきていますが。われわれの記憶は脳だけでなく、その大部分がファシアにたくわえられています。体のテンション、ブロックの原因である普段の生活習慣、パーソナリティといったいわゆるマインドを、このファシアを解くことによってリリースことができるのです。
つまり体を通して働きかけていますが、結果としてマインドのレベルまでほどいていることになります。

・ヒーリング効果が持続する


そして深いが故に効果が持続すること。こり固まった筋肉に働きかけるだけでそのこりの原因であるマインドが変わらなければ、セッションの後時間が経てばまたもとの状態に戻ってしまいます。ディープティシューのワークによって解かれたものはクライアントの「理解」、なぜブロックを作ったのか、なぜ緊張し続けていたのかという自分自身に対する理解が生まれますので、また同じような状態に戻ることはありません。

・ヒーリング効果が確実である

ダイヤモンドボディワークは他のワーク、エナジーワークやマインドセラピーと違って体から入って行きます。もっとも確かな存在である肉体から入り、肉体を通してさらに深いものへとワークするためその効果も確実に現れてきます。セッションが終わったすぐ後に、目で見て分かる、手で触れて分かるというかたちでヒーリングが起きていることを実感できます。クライアントにとってもセッション前と後の違いを確実に実感することが出来ます。つまりマインドセラピーやエナジーワークによくある、効いているつもり、効いているような気がするといったことではないリアルなヒーリング効果を見ることができます。


こういった特徴を持つダイヤモンドボディワークのファシアを解いていく手技をさらに深めるために、ジョイントリリースやエサレンマッサージ、そして伝統的な技法であるアーユルベーダマッサージやタイ古式マッサージ、日本の指圧などを研究して役に立つテクニックを取り入れていきました。
この中でもタイ古式マッサージの技法にある指を使ったストロークのラインは、ファシアのリリースに非常に役に立つものでした。
ロルフィングやダイヤモンドボディワークでは腕や足のリリースはあまり重要視されていませんが、ヒーリングが進むんでくると足と腕がうまくほどけているかどうか問うところが大きなポイントになってきます。ハートやハラに大いに関係するところだからです。こういったヒーリングのときにタイ古式マッサージのテクニックを使ってうまく腕や脚のファシアをリリースすることが出来ます。
またロミロミはボディワークとしては浅いレベルのっものですがそのテクニックはエナジーワークとして効果的なものがありました。
(ソフトティシューボディワークの資料はこちらに)


こううしてしばらくの間はダイヤモンドボディワークの手技を中心に様々なテクニックを取り入れながら「ファシアをほどく」ことによるヒーリングを探求しながらセッションを続けていました。この手技だけでもクライントには満足してもらえましたが、プラクティショナーとしては、セッションの後、ヒーリングにはまだ先があるという思いが常に残りました。
ただ楽になったというだけでなく、その人のもっと根本的なところで起きるヒーリング、変容が起きるほどのヒーリングというものを求めていたためです。
そのためには、セッションにおいての「瞑想性」、より深い瞑想的な手技が必要だという思いがあり、さらにヒーリングテクニックの探求が続きます。

(続く)